永野芽郁の“泣き演技の秘訣”に林先生ビックリ「そんなことできるんですか!?」<初耳学>

8月21日に放送された「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)の「インタビュアー林修」コーナーに俳優・永野芽郁が登場。林修を聞き手に、これまでの転機や涙の量を自在に調節できるという驚きの“特技”について語った。

■14歳で訪れた最初の転機

スカウトをきっかけに9歳で芸能界入りし、ファッション誌モデルや俳優として活躍。連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年、NHK総合ほか)ではヒロインを務めた。

だが、芸能界入りした当時について「今みたいにお芝居が好きっていう感覚もなかったし、お仕事とも捉えられていなかった。母からは『これはお仕事だよ。働くことでお金を頂いている。その時点であなたはやるべきことをやらないといけない』って、弱音を吐くたびに言われていました」と明かす。

そんな彼女が演じることを一生の仕事にしようと決意したのは、中学2年生の時。映画「繕い裁つ人」(2015年)という作品で、体調が悪くても弱音を吐かず一人で新幹線に乗って撮影場所の神戸に向かう自分に気付き「私、このお仕事をちゃんと仕事として見られているんだ」と自覚したと振り返った。

■「無理かもしれない…」重圧を乗り越えて

飛躍の大きなきっかけとなったのが「半分、青い。」への出演だった。左耳が聞こえないハンディキャップを抱えながら夢を追うという難しい役。「実際に左耳にずっと耳栓を入れる生活をして。音が左から聞こえても右から振り向くようになったり」と、試行錯誤しながら挑んだ。

10カ月に及ぶ撮影は、これまで体験したことがないほどの過密スケジュールだったという。火曜から金曜まで撮影し、週末には他の仕事もこなした。「(毎週月曜日のリハーサルに備えて)日曜日に1週間分のせりふを覚えて。最初は10時間とかかかりました」というエピソードからも、過酷ぶりがうかがえる。

重圧の中で「お母さんにも『無理かもしれない』って初めて言いました。お母さんも初めて、私のその言葉を受けて表情を見て、『じゃあ、もう一緒に逃げよう』と初めて言ってくれました。あれだけ厳しかったのに」という日々を乗り越え、永野は大きく成長。撮影終盤は1週間分のせりふを1時間で覚えられるまでになっていた。

■「“泣けるモード”に入っていく」…永野芽郁のすごみ

「泣くシーンが多いなという印象もあります」という林先生の言葉に「多いんです、私。よく泣いているんです」と頷いた永野。なんと、涙の量を調節できると言う。突然明かされた特技に「そんなことできるんですか!?」と林先生は仰天。

「感情だけで泣けない時は自分でも頑張って、永野芽郁として泣けるように努力します。すごく水を飲んで」という説明に「え、水を飲むんですか?」とまたビックリ。すると永野は「すごい勢いで一気飲みして、呼吸の仕方を変えるんです。深呼吸に近い呼吸で息を吐いて吸って…ってすると、その(泣ける)モードに入っていくというか」と、驚きのメカニズムも解説した。

現在、22歳。主演ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)が放送中で、最新映画「マイ・ブロークン・マリコ」(9月30日[金]公開)では喫煙シーンなど、これまでにないワイルドな姿も見せている。

林先生の「今、チャレンジしたいと思われていることはありますか?」と問い掛けには「特にないかもしれないです」と返答。「これからやっていく役たちも出会ったことない人たちだと思うので、自分が興味を持てて、自分がこの人とこの期間一緒に過ごしたいと思える人物たちと出会えれば、その人たちと必死に向き合って進めたらいいなと思います」と、すがすがしい笑顔を見せた。

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