新型コロナウイルス患者の診療に取り組み、テレビなどで医療現場の声を発信する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が12日、ツイッターを更新。関東地方への接近が予想される台風8号対策として、外来用のバスを整備したことを明かした。
倉持医師はこの日、「明日の台風、外のテントそのままだと飛ばされたら危ないし、撤去したら接触者外来できなくなるし、うーん、困った!何か策はないか!」と悩みを投稿。その5時間後のツイートで「明日はバスを使って診察します」と報告した。ただ、バスは「バッテリーが上がっている」とのことで、その後、バッテリーを交換する写真を投稿。さらに夜になって「できました!台風来ても平気!」と”外来用バス”の準備が整った。
台風に備えて”緊急対応”した倉持医師に対し、コメント欄では「本当に頭が下がります」「迅速な対応凄いです!どれだけの方が先生に救われるか」「遅くまでお疲れ様です。地元の先生として、誇りに思っております」「本当は保健所とか、政府が気がついて欲しいけど、悲しい現実です」などの声が寄せられた。