柴咲コウ「女優」に収まらないビジネス眼 2拠点暮らしの仕事ぶりは芸能人の最先端

 女優の柴咲コウ(41)が10日、都内で行われた「マムート160周年記念プロジェクト」に登場した。

「山の日特別授業─氷河のある世界のために」と題し、イベントではボーイスカウトの小学生らとともに、氷河について学び、実際に1700年前に降った雪でできた氷河に触れ「お久しぶりです!」と目を輝かせた。

「時間をかけてつくり続けられてきた自然がいかに偉大であるか、守るということが大切だと思いました。今あるものを守ることはクリエーティブなこと。生活して進化していくと弊害が出る。それをないがしろにすると今まであったものが崩れてしまうことになりかねない。氷河も一度解けたら元に戻らない、工夫しながら守るクリエーティブさが必要だと思います」と熱く語った。

■専門分野ごとに依頼する「アメリカ的マネジメント方式」

 柴咲といえば、2018年に環境特別広報大使に任命され、20年に事務所から独立。21年には北海道との2拠点生活になり、最近では「種苗法改正案」についてツイートするなどロハスかつ社会派なアクションでも注目されている。芸能文化評論家の肥留間正明氏がこう言う。

「1人のマネジャーが人脈で仕事をとってくる時代から、配信系、ネット系など専門分野ごとに依頼するアメリカ的マネジメント方式に変わりつつあります。柴咲さんの場合は自己プロデュースに注力し、旧事務所と業務提携しつつ、田舎暮らしには得意分野をもった仕事のパートナーを見つけ、いいバランスで仕事をしているのでは。実は芸能界の最先端のビジネス眼の持ち主だと思います」

 時代に背を向け隠遁生活を楽しんでいるのかと思いきや、最先端の仕事術を実践中なのかも。

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