伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化したミステリー・アクション超大作『ブレット・トレイン』が、現地時間5日に全米4357館で公開され、週末3日間(8月5日〜7日)で興行収入3012万5000ドル(約41億円)を稼ぎ、全米オープニングNo.1を獲得した(※8月8日付Box Office Mojo調べ、1ドル=135円換算、8月8日現在、以下同)。
東京から京都までの超高速列車内と停車駅を舞台に、唯一無二で壮絶なアクションを繰り広げる本作。ウケたのは全米だけでなく、海外の累計興行収入も3240万ドル(約44億円)、全米および海外の成績を合計した全世界累計興行収入は6252万5000ドル(約84億円)となり、全世界累計興行収入でもこの週末のNo.1を飾った。
本作でブラッド・ピットが演じるのは、世界一不運な殺し屋レディバグ。仕事中、いつも事件に巻き込まれ、自分とは無関係な人間の死に遭遇してしまうようなキャラクターだ。今回のミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが…次から次へと乗ってくる身に覚えのない殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても、降りられない! 乗り合わせた殺し屋はレディバグ合わせて10人。しかしそれは、偶然ではなく仕組まれた罠だった。終着駅の京都に近づくにつれてつながっていく10人の過去、そして因縁! 物語の最後、明らかになる衝撃の真実とは?
日本では9月1日より劇場公開。その前に、ブラッド・ピットとデヴィッド・リーチ監督の来日も決定しており、映画の舞台である日本の観客の前でブラッド・ピットたちはどのような思いを語るのか、楽しみだ。