本作は、現役を引退したサッカー元日本代表の主人公・新町亮太郎(綾野)が、さまざまな挫折を経て出会ったスポーツマネージメント会社「ビクトリー」でセカンドキャリアを歩むヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。
福山が演じるのは、車いすテニス選手・吉木修二。世界を転戦するためには所属している会社からの援助だけでは足りず、スポンサーを探してほしいと「ビクトリー」にマネージメントを依頼してくる。今まで「ビクトリー」にパラアスリートが所属したことはないが、梅屋敷(増田貴久)が驚異的な熱量と粘りで高柳(反町隆史)にプレゼン。「ビクトリー」に所属させることができた。
新町、塔子(芳根京子)と共にスポンサー探しに奔走するが、一筋縄ではいかずに難航…。果たして吉木のマネージメントを成功させることができるのか? そして、梅屋敷のその情熱の理由とは。吉木のマネージメントを通して梅屋敷の新たな一面が描かれる。
<福山翔大>
毎週放送を楽しみにしている作品でしたし、出演が決まった時は素直にうれしかったです。車いすテニスといえば、東京パラリンピックでの国枝慎吾選手の試合にとても興奮したことを今でも憶えています。一から全力で挑みたいと思いました。
事務所の先輩でもある綾野さんから、クランクイン前に激励のお言葉をいただき、身の引き締まる思いです! 練習を重ねていくにつれて、競技用車いすを自在にコントロールするテクニックからフィジカル、スタミナ、メンタルがとても重要なスポーツだなと実感しています。トスがブレてなかなかサーブまで繋がらなかったりと難しさを感じる事もあったのですが、今回ご指導いただいた選手の方々が僕のあらゆる質問に的確かつ柔軟に答えてくださったおかげで日々向き合うことができました。本当に感謝しています。
第7話では、「ビクトリー」として初めてのパラアスリートのマネージメントが描かれます。プロのアスリートであり続ける難しさと喜び、選手を支えるチームそれぞれの想いが詰まった回になっています。一球、一打に懸けるプロ車いすプレーヤーたちの姿にもぜひご注目ください!