毎年、国内外から20万人以上のコスプレファンが集結。写真撮影や交流だけでなく、コスプレパフォーマンスをはじめとした様々なステージ企画も楽しめる…という点が特徴的な「WCS」だが、今回も2021年に続き、感染予防対策を徹底したうえで開催。参加者一人一人が安全面には最大限に気をつけつつ、真夏のコスプレイベントを満喫していた。
ちなみにコスプレイベントといえば、参加レイヤーの衣装を通して、その時期に旬のアニメやゲーム、コミックなどを分析できるところも、参加するうえでの醍醐味の一つ。今回の「WCS2022」では、開催時期が『ONE PIECE FILM RED』(公開中)と同タイミングということもあって、同作のキャラクターに扮したコスプレイヤーが大勢参加。
なかでも、新キャラクターのウタに扮するレイヤーは多く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
もちろんそのほかにも、2021年に公開され大ヒットを記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や、2022年10月より放送開始予定の「うる星やつら」、さらには「その着せ替え人形は恋をする」「SPY×FAMILY」「パリピ孔明」「よふかしのうた」といった、今年を象徴する人気アニメのキャラクターたちも続々と集結。
またゲームでは、「Fate/Grand Order」や「原神」「ウマ娘 プリティーダービー」「ファイナルファンタジーVII リメイク」などのコスプレが人気で、参加者たちはいずれもきちんと距離を保ちながら、写真撮影を楽しんでいる姿が各所で見られた。
大盛況となった「世界コスプレサミット2022 〜20th Aniversary〜」に続き、コスプレも楽しめる大型イベントとしては、8月13日(土)・14日(日)に「コミックマーケット100」(会場：東京ビッグサイト)が控えている。
はたしてこちらの会場では、どの作品のコスプレに人気が集中するのか？「コミケ100」にも取材参加し、コスプレリポートを順次作成・掲載していくので、どうぞお楽しみに！
取材・文＝ソムタム田井
